ごあいさつ
当教室はここ前原に開設以来60年のそろばん教室です。 幼稚園年長の小学校入学準備教室から2年生までの「どんぐり教室」、6年生までの「前原速算塾」。 通常70名から80名が在籍しています。ほとんど開設当時のままの外装ですが、今年夏に全面改装予定です。
当教室について
- 当教室は1950年(昭和25年)、私の母小川和子が開設いたしました。戦後、世の中がようやく落ち着いた生活を取り戻し始め「読み書きそろばんが何より大事」と、子供への教育も熱心になり始めたころでした。同じころ、全国組織である日本珠算連盟、県の組織である千葉県珠算振興会などが発足しています。 母は各地の勉強会などにも積極的に参加し、珠算の指導法を確定していきました。千葉県珠算振興会でも長く要職を務め、先年七十年記念功労賞を受賞いたしました。間違いなくこの世界のパイオニアであり、尊敬する先達であります。小川和子、当年とって97歳。さすがに現役は退きましたが、矍鑠と人生を楽しんでおります。
ごあいさつ
塾長 酒居由香里です。そろばん塾の娘として産まれ、小学校に上がる前からそろばんにさわっていました。
中学生の頃には「助手」として教室に出る毎日。そう考えると、そろばんの指導歴は50年近くになります。
本格的に「自分の教室」を意識し始めたのは25年前。娘の幼稚園時代に、娘にやらせたいことはどんなこと?と考えたのがきっかけでした。
そろばんは、「数」の概念を頭に入れたり、集中力を養ったり、また指先から脳への刺激を与えたりといいことずくめです。
でも、学校に行こうとなった時、きちんと学校の勉強をこなしていくようになってほしい。そのためには低学年の頃から「勉強」の習慣が必要なのでは。ということで「どんぐり教室」(幼稚園年長~2年生まで)を開設。教科書に沿った練習ドリルを自作し、「さんすう」と「こくご」のプリント学習と、そろばん指導を組み合わせて行うことにしました。
教材を工夫し、試行錯誤とリニューアルを繰り返しつつ現在に至ります。
母の引退(さすがに90歳を越えたので)後は、よりそろばん指導に力を入れることとなり、競技会選手の育成や段位指導などにも頑張っているところです。